(産地の声)vol.1210 <秋晴れの中の行事> 2015.9.23
今日は忙しい日でした。朝から農場の事務をして、帰ってお墓の掃除をする中、叔父さんやおばさん、従兄弟など親類がお線香を上げに来てくれました。我が家のお墓は、家から100メートルもない近場なのですが、稲刈りに追われ草刈り掃除ができず、彼岸の中日の今日の朝になってしまったのです。
我が家のお墓は昔からのお墓で60坪もあります。広すぎるので小さくしようとしたら管轄の保健所の許可が出ないのです。ですから空間がありすぎてすぐに草だらけになってしまうのです。
甥子が「何だよ、2日も前にすることでしょ!」と言われましたが、全くその通りです。で、玉ねぎを蒔くので種まき機を貸してほしいと来たのですが、部品が足りない。そこで待ってもらい資材屋さんに部品買いに行き仕事に間に合わせることができました。。
そんな訳で家を出たり入ったりしていたのですが、その間に叔父さん達がきて仏壇にお参りしてくれていたのです。母の兄妹が7人、父の兄妹が5人ですからバラバラに来ると一日お客さんの接待で終わってしまうのです。
午後一時お客さんが途切れたので、義兄の初彼岸に行かなければと準備していたら父方のおばさんが来ました。「私のことはかまわないでいいからいくところがあったら行っていいよ!」と。
で、連れ合いと義兄の初お彼岸参りに出かけました。まだ亡くなって3ヶ月と経たないところなので義姉が心配でしたが、息子夫婦がしっかりと寄り添っていました。安心です。
昨日は9月の「食と命の教室」でした。土に触れて少しの畑=の経験をしてという主旨なので、大根の間引きと元よせをしました。種蒔きから18日経った大根は本葉3.4枚になっていてちょうど適期です。
お昼になったので途中で終わりにしたのですが、帰り途中の道沿いの山で自然の山栗の採取です。一番喜んだのは子どもと若い人。更に道なりに進んで次はアケビ取りです。これもいっぱい採れていいお土産になりました。
お昼ご飯の後は、ひまわりの脱穀です。脱穀と行っても手作業ですから弥生時代の仕事と変わりません。食用油の原料として搾油したら少し分けたいと思っています。そんなことで天気が続く中ですが、シルバーウイークなどと言っておれません。ムラで最後の稲刈り待っています。
おかげさま農場・高柳