(産地の声)vol.1217 <生育が順調過ぎ?> 2015.11.11
土作りと自家用小麦粉の自給のため麦を蒔いていますが、今日はたけを見回ったら綺麗に芽が出て既に10㎝くらいに育っています。遠くから見ると緑の絨毯です。とても綺麗でそこだけが新緑の春のような緑が広がっています。
麦だけでなく大根や人参も畑では緑を彩っています。仲間達で色々と作付けを分担していますが、私は三浦大根担当です。12月に出荷予定の畑に行ったら成長がいつもよりいいようなので抜いてみたら、大きいこと。例年より10日から二週間分くらい早い育ちのように感じられます。
仲間のほうれん草畑では、やはり育ちが良すぎて二週間くらい早い育ちで「早く育つのも困りものだね!」と、そして「適当なときに雨も有り、いつもだったらもっと寒いはずなのに!」等と農的悩みを語り合いました。
気温の高いのはコントロール出来ないのです。寒さは、トンネルをかけたりしてある程度生育を急がせることが出来ますが、自然を相手の仕事ですから受け入れるしかありません。
一方、育苗中のサニーレタスを見たら思った以上に進んでいます。生育にあわせて仕事をしなくては、とハウスの植え付け準備をしました。雑草を片付け、もみ殻や発酵鶏糞などを入れてトラクター耕運し、マルチングをしました。
植え付け準備完了です。
ところで、先日NHKの記者から電話がかかってきました。何のことか分からず聞くと、青森の有機肥料の事でした。肥料の偽装問題での問い合わせでした。私は全く知らず、何のことか分からず答えようがありませんでした。
要するに問題の肥料を使っていないか?と言うことなのでした。よく知る肥料屋さんしかお付き合いがなく、信頼していた肥料屋さんだったので「うちではその会社のことは知らず、使っていませんよ」と答えておきましたが、うちに帰りTVを見たら大きな問題になっていてびっくりしました。
取り引き先からの問い合わせも数件あったので、念のため肥料を確認してしまいました。事務員さんも心配していたので「問題無いと思うけど一緒に確認しよう」と現物を確認。事務員さんも安心したようです。
おかげさま農場・髙柳功
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