(産地の声)vol.1241 <ご縁に感謝です> 2016.5.11
田植えを初めて1週間ですが、まだ8反を残しています。まだ代掻きをしてない田なので今日は代掻きです。水がうまく回らず2枚残してしまいました。
一方、お昼に急遽、人参の出荷注文がきましたので出荷仕事が入り、娘と研修生はトマトの整枝、誘因の仕事をしていたのですが、中止にして人参の出荷仕事へ。私は代掻きを終えて一緒に人参つくりです。
ですが、夜10時近くまでかかってしまいました。今の人参は冷蔵庫貯蔵してあったものなので、冷蔵庫から出したら外気に触れ水滴がついてしまいます。
また、春の季節はいくら冷蔵していたとはいえ、うっすらと根や芽が動き出します。それら根や芽を掻きながら人参についた水滴をタオルなどで拭き取ったりするので手間が大変です。
たまたま研修生二人がお手伝いにきてくれたので明日の出荷に間に合ったのですが、いなかったら徹夜でも終わったかどうか、と言う事態でした。10時近くの遅い夕飯をみんなで食べて「よく働いたからご飯が美味しいなあ!」などとお笑いいっぱいのご飯タイムでした。
冬人参は私が最後で次は、春人参に変わります。まだちょっと手前なので春人参の担当農家は、「なるべく遅くまで出して!」と叫んでますが、痛みや形状が悪いので次の出荷者にバトンタッチすることになりそうです。
8日の日曜日は、田植えイベントでした。無農薬の餅米を使う榮太楼本舗に働く皆さんや食と命の教室の参加者の皆さんの手植え体験です。田んぼに十字に線を引きそこに植えてもらったのですが、皆さん上手で予定より早く植えることが出来ました。
連れ合いの体の具合が良くなかったのでフェイスブックでお仲間にボランティアをお願いしたら、6人ものお母さん方が応援にきてくれました。おかげさまで50人分の食事も難なく準備でき本当に助かりました。
八街から来たお母さんは、人参ジュース、おつゆにとアサリ、そして冷蔵しておいたというゆで落花生などを持ってきてくれ、賑やかな食事風景となって参加者は大喜びです。
今年の田植えは、毎日のように千葉や東京からのお手伝いがあります。田植えは機械ですが、苗運びや紙マルチを機械に設置したり、機械で植えられないところの手植えなどがあり、とても助かります。ご縁に感謝です。
おかげさま農場・高柳功
コメントをお書きください