(産地の声)vol.1248 <草の始末!> 2016.6.29
梅雨らしい天気が続いています。本来の天候なのでしょうが、気温が高く雨が多いと草の方も勢いがつきます。
我が家のジャガイモ畑は木がすっかり枯れてしまい堀取り収穫を迎えているのですが、一斉に草が伸びその丈は1m近いところもあってとても掘り取りどころではない様相になってしまいました。
で、刈り払い機で雑草刈りが先の仕事になってしまいました。その草の量が多いこと!昨日雨が降る前にと暗くなるまで頑張ってようやく刈り終えました。
無農薬栽培での今時は、一番の大敵が雑草です。自然が一番繁茂する時期は作る作物もそうですが同時に草が元気になってしまうのです。
今日は、田んぼの草取りです。あっちもこっちも草に負けている圃場!田んぼは紙マルチを使っての草対策をしているのですが、畦の草が伸びてきます。この地方でヤベイヅルと呼ぶ草はつる性で水面を張って伸びていきます。
連れ合いが「もう少し早くやればいいのよ!そうすればもっと楽だったのに!」と。確かにそうなのですが田んぼ42枚、畑2ヘクタールの草の始末は大変なのです。
その連れ合いは、脊椎の故障で仕事が出来ないので一人労働力がなくなってしまいました。それに90歳の父が脳梗塞を起こし完全介護になってますます困難が増しています。
畑や田んぼも大切ですが人間の方が大切です。そんなわけで連れ合いの分も頑張らなければならぬ、という気持ちでいるのですが間に合いません。
トマトやキュウリ、ナスなども収穫が始まり荷作りは娘に任せているのですが、収穫最盛期になるとそれだけで他の仕事まで手が回りません。
猫の手も借りたい、と言うことがありますがそんな感じなのです。
人生何があるか分かりません。いろいろな巡り合わせが一緒になって身に降りかかっているのでしょう。
少々不作になっても人間のための仕事ですから優先順位を間違わないように、そして一部はだめになってもいいように覚悟と腹を決めていくしかありません。
福島の人たちのように、生活を根こそぎ奪われる現状を思うとまだまだ良い方なのではないか、などと自分を納得させています。40年前中国に行ったときに「困難は克服するためにある」と教えられましたが、その時かも知れません。
おかげさま農場・高柳功
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高窪美穂子 (金曜日, 01 7月 2016 00:00)
高柳さん
お父様、お具合が悪いこと存じませんでした。もし、大栄のバス停までどなたか車で来ていただけそうでしたら、戦力にならないかもしれませんが、7月4日月曜日でしたらなんとか時間を作れます。
お弁当持参しますので、その点ご迷惑かけません。
バスで大栄まで参ります。帰りのバスが出る15時過ぎまでですが、お手伝いに伺えます。もしバス停までの車の件がご迷惑でなければうかがいます。info@e-assemblage.jpまでご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。
高窪美穂子 (金曜日, 01 7月 2016 08:47)
いろいろ考えたのですが、バス停まで来ていただくのはかえってご迷惑をおかけいたしますので、夫婦揃ってお手伝いに行ける時に車で参ります。
こちらの勝手な思いだけでお伺いしても、かえってお手間を掛けることになりますので、再調整いたします。
くれぐれもお身体お気をつけてくださいませ。