(産地の声)vol.1254 <猛暑!です> 2016.8.10
暑い日が続いています。猛暑です!
今は、田んぼの寄せ刈りをしています。稲の穂が出始めていますが、畦の草も生長
して稲の高さと同じほどになっています。
畦刈りは機械刈りをするのですが、余りにも草が成長し草の量もたっぷりなので
刈り取った草が機械の下でつっかえてしまい、そんな時は機械が止まってしまいま
す。長い草だと1メートルを超す大きさです。
でなんとか機械を動かしていますが、残った草がこれまたほっておけず、同じ所
を刈り払い機で歩いて始末しています。
猛暑の中ですから30分も仕事をしたら汗びっしょりで下着も上着もびしょ濡れ
です。1Lのペットボトル2本もって行くのですが足りません。飲み水がなくな
ったら家に帰るしかありません。
新規就農のI君が来たので「ちゃんと水分補給しているか」と聞いたら、「一日
で5L飲みます!」という。「俺と同じだな、午前で2L、お昼に帰って氷り入り
コップで2杯、午後で2L飲み尽くし家に帰ってまた水を飲む」と。
夏は実野菜が主役です。トマトや瓜、そしてカボチャ、ナスなど食べていますが、
「自然の恵みはうまく出来ているね」と連れ合いが話します。実になるものは体を
冷やします。暑い盛りに食べるのに適しているのです。なお、暑い夏に生命力のあ
る野菜とも言えます。
自然の恵みは、私たち人間の命に必要な要素をたっぷりと与えてくれます。旬を
食べると言うことは生命にとって理にかなっています。毎日自分の家で取れたお米
と野菜が食事の大半ですが、毎食の味噌汁も加わってこれも身土不二と理にかなっ
ていると自己満足の世界です。
一方六月から収穫を始めたミニトマトも木が細くなって毎日の炎天下で、実が割
れるようになってしまっています。継続の石橋君のミニトマトが出来はじめたので
お客さんにはお届けできますが、我が家はそろそろ終わりになりそうです。
連れ合いが「もったいない」と言ってヘタを取り煮込みトマトにしています。希
望者がいましたら差し上げますよ。但し取りに来られる方だけですが、、、。
自家用につくった小玉スイカとキンコウ瓜もあります。猛暑で出来損ないになっ
ていますが「食えないことはない」です。
猛暑の草退治と夏の野菜達に囲まれてなんとか生きています。
おかげさま農場・高柳功
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