(産地の声)vol.1259 <自然の恵みに感謝!> 2016.9.14
9号台風の来襲は激しく、庭先の栗の木の大きな枝が折れてしまいました。で落果も心配したのですが案外実は残ったのです。で、今栗が旬です!1升くらいづつ煮て毎日食べ続けています。
8月から小玉スイカを冷蔵庫に入れ毎日食べ続けていますが、これも汗をかいた後のよく冷えたスイカは美味しい!ホームステイでドイツの青年とアメリカの娘さんが来ていたのですが、ティータイムは、午前午後と毎度のスイカでしたが「美味しい!美味しい!」と飽きずに食べてくれました。
小玉スイカはみずみずしくて甘みがほどよくて美味しいのです。毎日食べても飽きないスイカで、今も続いています。あと2週間くらいは続くでしょう。
それに栗が加わりいわば自給のお茶請け?です。買って食べるおせんべいやお菓子は飽きがきますが、何故自然のものは飽きないのでしょう。皆さんも我が家に来られるようでしたらご馳走しますよ。
TVで異常気象の特集がありました。最近の台風禍は異常気象の結果なのでしょう。地球はどうなってしまうのでしょうか、心配です。
ここのところ台風続きの天候で中々太陽がでません。台風9号のおかげでナスをはじめとする夏野菜が壊滅的な被害を受けて、天候も回復しないので夏野菜は消えゆくともしび同然です。端境期とも言えますが野菜が少なくなって宅配などに入れる品物が少なく難儀しています。
始まった稲刈りもこの天候で一向に進みません。のろまの我が家の田んぼだけにイネが残り、しかも倒伏気味で雨続きなので水が引かず、稲刈りが出来ないのです。大根の種まきも出来ないでいます。
とは言え北海道の方が被害がひどく、ジャガ芋やタマネギなどが値上がりしているそうですが、私は値上がり云々より生産者の方が心配になります。消費者の方々は高い安いで済むでしょうが、生産地はそうもいきません。
ぎりぎりでやっている経営が多いのです。悪くすると経営破綻に陥ります。経営破綻となると生活が出来なくなると言うことです。夜逃げと言うことを聞いたことがありますが、そうならないように祈るばかりです。
ハンガリーで「脱成長」の国際会議が開かれています。新自由主義や経済成長主義への疑問が広がり、気候変動やリーマンショック、格差から脱して地産地消や再生可能エネルギーなど持続可能な社会を目指す為の会議に賛同です。
おかげさま農場・高柳功
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