(産地の声)vol.1270 <落花生始まりました> 2016.12.7
12月になったというのにまだ寒さが本格化?していません。地球温暖化が進ん
でいるのでしょうか。昔は太陽がでる日は霜柱が立つのが普通でしたが、まだお
目にかかっていません。
数回しか霜が降っていませんが、それでもほうれん草や小松菜が美味しくなっ
てきました。9.10月の天候不順で当農場の野菜が切れたりしていますが、美味し
さは増しています。あるにはあるけれど出荷するには足らない、と言った現象が
まだ続いています。
そんな中ですが、落花生の煎り作業が始まりました。今年は天候不順が影響し
て品質が心配でしたが、煎ってみましたら品質、味、見た目とここ2.3年からす
ると上々です。まだ炒り始めて今日が3日目ですが、来たお客さんに試食しても
らうと「美味しいですね」と。初めてのお客さんなど「こんなに甘く旨いのです
か?」と驚く方もいました。
とりあえず、注文に間に合うように連日煎っていますが、新規就農に石橋君に
お手伝いしてもらったりホームスティーの娘さんに手伝ってもらったりと、順調
に進んでいます。
毎年書いていますが、落花生に煎りはその塩梅が難しく、煎り足らなくともう
まみが出なく、煎りすぎると焦げてしまったりして煎りガマから離れることが出
来ません。煎ったらすぐに唐箕で風選します。1回だけでなく、3回はかけます。
そうして空身やゴミを吹き飛ばします。
そうして唐箕選をしたものを、今度は人間の目と手で選別します。次に計量し
て袋に入れ封をして仕上げます。落花生は乾燥物ですから湿気を嫌います。時間
をおかないで、手早く乾燥剤を入れ封をすることが肝要なのです。
大手の落花生企業は、これらを機械でやってしまうようですが、当農場は規模
が小さく手仕事中心なので人間の手が必要なのです。
青首大根の林が、「9月捲きの作が雨にたたられ無くなりそうだ」、と言うので
ちょっと早いのですが三浦大根を出荷始めました。煮物大根には三浦大根が勝り
ます。とはいうもののちょっと早いので小さめのものが混じっています。
まき時も9月の天候で遅れたこともありますが、まあまあの美味しさなので良
しとしています。 おかげさま農場・高柳功
*霜が少ないと書来ましたが、今朝は今年一番の大霜でした!
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Monet Beene (金曜日, 03 2月 2017 19:36)
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