(産地の声)vol.1384 2019.2.27
近所の知り合いの人からほうれん草をいただきました。おかげさま農場の有機肥料を使い、いわばおかげさま農場の農法をしているのです。
2反歩もある家庭菜園なので自分の家で食べるには余るほどできる。それで、 親戚や近所に分けるのだけど、「何か他の野菜と違う。美味しいよ!」と言ってくれるというのです。我が家ではほうれん草を作っていないので、持ってきてくれました。
持ってきてくれたのは有り難いのですが、コンテナにいっぱいの量です。毎食、食べても食べきれないほどです。季節が暖かくなり始め、成長がよく40から50センチ近い大きさです。それでも美味しさは変わりません。
知り合いの農家は、いつの間にか有機農家になってしまっています。有機肥料は少々お高いのですが、「それでもうまいしよく作れるから」と言って、季節季節に肥料を分けてくれ、と来ます。
少しでも、化学肥料を無くし、環境保全のためになれば良いことです。それで、栽培も順調ならば何も言うことはありません。
もう一軒、従兄弟が畑をはじめたところ、同じく有機栽培を初めて野菜の自給を始めています。先日突然来て、「肥料を分けてくれ」と来たので、畑まで持って行ってやり、ついでにトラクターで耕してくれというので、これもやってやりました。
専業農家でないにしても、有機栽培をやろうという人は応援してあげたいです。畑には、ニンニクや春菊、長ネギなど植えてあり、立派なものです。次は、ジャガイモを植えるつもりらしい。
人の手伝いをしつつ、我が家も早速ジャガイモの畑作りをしました。昨年がうまくいかなかったところもあるので、今年は成功させたいと思っています。秋の畑にクロタラリアというマメ花の緑肥をつくり、十分腐熟させたところに肥料を振りました。
今日、田んぼの種子が届きました。コシヒカリとモチ米の種130キロです。育苗ハウスの中は、17日に播いたトマトとなすが、ほぼ芽が出て双葉を広げています。かっては天然素材での踏み床温床をつくっていましたが、最近、横着になって電熱温床です。サーモスタットを使い、25度設定で管理しています。日も長くなり太陽光線が強くなってきてますので、管理に油断がなりません。
おかげさま農場・高柳功