(産地の声)vol.1395 2019.5.15
まだ田植えが終わりません。苗が失敗したり、代掻きしようと始めたとたんポンプが故障して水が汲めなかったり、アクシデントの連続です。田んぼは水が無ければ始まりません。
地域の田んぼで田植えの済んでいないのは、我が家ともう一軒大ききやっている人の分だけです。昨日、ようやく代掻きが終わりモチ米の田植えが始まりました。
そろそろ陸に上がって畑の草退治やら、トマトやキュウリの手入れをしたいのですが、そこまで行き着きません。
それでも、庭先のサヤエンドウが実を付けてきました。販売するほどの量は穫れませんが、食べる分くらいは穫れます。それにして畑の作物にとっては雨が欲しいところです。
今週の野菜セットは、新規就農の菅野君の野菜が入ります。隣の芝山町で2年間の研修を終え今年の春から畑を始めました。ズッキーニ、スナップエンドウ、エシャレットが彼の作品です。無農薬有機栽培の経験を積んだ彼ですので、当農場の一員として頑張ってもらうことになりました。
初作品ですが、皆さんの評価がどうなのか気になるところです。どうか、良くも悪くも気がついたことがありましたら、声を届けてくれると有り難いです。励みになると思いますので。
地域の農業委員さんや農業仲間も協力的で、畑を探してくれたり、役所の手続きなども気にかけてくれて、私もホッとしています。周りの人が応援してくれていることが何より心強いと思います。
おとなしい人だと思っていたら、ちゃっかりと彼女を射止め結婚してしまった!のです。私に保証人になってくれと書類を持ってきて、「おねがいします!」と。就農と同時に、人生の連れ合いも見つけスタートしました。
これで人生の3つの選択を同時に始めてしまったな、とお祝いしました。それまで人生には3つの自分で決めなければならないことがある。「誰と生きるか、何をするか、何処で生きるかということは自分で決めなくてはならない。」
そんな話でいたのが、一挙に全部決めてしまった男です。
中々そういう訳わけにはいかないものですが、、、、。そんな彼を応援したいと思っています。
おかげさま農場・高柳功