久々の日差し!

(産地の声)vol.1405                         2019.7.24

 ようやく日差しが見えました!久しぶりの太陽です。とは言うものの暑さも一緒で、田んぼの畦草刈りを始めたのですが、汗ぐっしょりです。

 

 昨年の暑さほどではありませんが、水分不足ではいけないと氷水を飲んだり買い物に行ったついでに缶コーヒーなど買ってしまったり、体が要求するのです。

 日照不足で生育が心配ですが、雑草はいつもと変わらず勢いがいい。稲の背丈ほど雑草が伸びています。ウイングモアーという機械で刈り取るのですが、低速で刈らないとうまく刈れません。草の量が多すぎてつっかえてしまったり、刈り残しができたりしてしまうのです。

 そんな雑草の中にいろいろな虫が繁殖し、蚊だけでなく小さな虫たちが群れていて手足を食われています。手足のあちこちに赤い点ができてそれがかゆい!

 連れ合いは、草の汁を付ければいいよといって、ヨモギの葉っぱをすりつけたり、娘はびわの葉のエキスを作ってあるからと、それを手足に塗ったりしてますがかゆみに悩まされています。

 一方畑は、連日の雨で畑に入れず、刈り取れない小麦がそのままで、その間に草が生え始め、麦の背丈ほどに成長してしまっています。モアという草刈り機械で刈ってしまおう、と思っているのですが、肝心の地面が雨で緩くなっているので入れないのです。

 キュウリは、それこそ日照不足で綺麗に枯れてしまいました。自家用につくったスイカが、雨続きの過湿でこれも枯れ始めてしまいました。それでもいくつか成っていたスイカを期待していたのですがカラスが現れ、なんと全てのスイカがつつかれてまともなスイカは無くなってしまいました。品のない話ですが、憎たらしいカラスです。

 カボチャも同じで葉は黄色くなり枯れ上がり寸前です。隣のゴーヤもなり始めたと思っていたら、過湿のせいでしょう、部分的にうるみがでたりして商品に成らないものがいっぱいできてしまい捨てています。

 そんな中ですが、今回初めてゴーヤが入ります。厳選?したつもりですが、ともあれ貴重な収穫です。ご笑食ください。

 ミニトマトはまだありますが。普通のトマトは終わりになります。夏野菜が皆さんのところに出し続けられるか心配です。

 早く当たり前の天気になってほしいです。

                  おかげさま農場・高柳功