明けましておめでとうございます。

(産地の声)vol.1475                                    2021.1.6

 明けましておめでとうございます。

 

 年末30日にお餅つきをして31日には、しめ縄を綯い、神棚に飾ります。そして小机をだして、お正月様の棚作りです。天照皇大神と地元の大須賀大神の掛け軸を飾り、机の上には二重ねの鏡餅にミカン、そして大根を土台にした松の枝と幣束を飾ります。これでお正月様のできあがりです。

 

 同時に、台所の荒神様(かまどの神様)、神棚、恵比須大黒様、仏壇、そして氏神様に同様の二重ねのお餅をあげて準備完了。新年を迎える準備を整えます。

 そして年の変わる12時近くに連れ合いと毎年年賀にお参りするお寺さんへと出かけました。我が家は真言宗豊山派と呼ぶ宗派に属するのですが、その基幹寺は関東三大師と呼ばれる観福時というお寺さんです。今年始めのお参りです。

 コロナで人出は少ないかと思ったら結構な人出でした。真言宗ですので護摩札を戴く人が多く、厄除け、コロナ除け?など祈願する人が多かったように感じました。

 家に帰り、みんなでお餅づくしです。きなこ餅と雑煮餅、里芋の煮物、相変わらずのきんぴら、サニーレタスと大根人参のサラダ、ほうれん草などで新年の挨拶を交わしてごちそうになりました。

 とまあ、これが我が家の年越しと新年を迎える姿です。近年は省力文化で餅つきをする家が少なくなってきましたが、動ける内は我が家の伝統文化を守り続けたいと思っています。皆さんはどのような年越しだったでしょうか。

  2020年はコロナ騒動の年でした。収まると思いきや今日1月6日には過去最多の6千人の感染者が出たとのことです。が、正直なところ実感がわきません。

 専門家でもないのにはばかれるのですが、私はインフルエンザと同等かちょっと重症化するかも知れない程度なんではないか、と受け止めているのです。

 ウイルスは絶滅することはできません.共存するしかないという生物学者の理は正しいと思います。仮にコロナ抑えても、次にはまた新しいウイルスが発生するでしょう。サーズがありマーズがあってコロナです。次は?

 無農薬栽培は化学毒を避けるためというより、自然の力で育った生命力ある野菜やお米を育てようとするところにその意味があると思います。「人間は食べたものでできている」と標語がありました。ご健勝のほどを願っています。合掌

                       おかげさま農場・高柳