(産地の声)vol.1555 2022.8.3
こんにちは、おかげさま農場の片岡です。たまに高柳場長に代わって登場します。いや~、もう暑さの事はいいかな、と思っても、暑いことしか頭に浮かんできません。本当に暑いですね。
先日、畑仕事をしていたのですが、9時になったら「ピンポンパンポン~♪成田市健康増進課からお知らせします」とアナウンスが流れてきました。その内容が「熱中症アラートが出ているので出来るだけ外出を控えて涼しい部屋で過ごしましょう」と。このアナウンスを聞いで「やっぱり暑いんだ」と再認識してしまい、「そんなことわかってるって!それでもやってんだから放って置いてくれ!」という気持ちになりました(笑)。
また、通りかかったおかげさまのメンバーが「暑いから帰りなよ」と声をかけられ、そっちこそ何しているのか聞いたら「刈払機とりに帰ってこれから草刈りしようかなって」とのこと。「そっちこそ帰りなさいって!」と突っ込みしあってました(笑)。そして「さっき店で会った管野くんがブロッコリーをこれから蒔くってよ」と言って立ち去っていきました。
こんな感じで、暑いといっても現場では仕事しなくちゃいけないわけです。特に夏野菜は毎日の収獲があります。ビニールハウス内で仕事している人はもっと暑くて大変ですよね。さらに当地では人参を蒔く時期がまさに今なので、畑を耕し透明ビニールを貼って草の種をやっつける太陽熱養生の真っ最中です。そしてそれをはがして水を散布して種まきをして、、、と休んでいられないのです。
農家さん達だけでなく真っ昼間に熱々のアスファルトの上で道路工事している人を見ると、いつも「暑い中、大変だろうな~。大丈夫かな~」と心配します。暑さに強い人もいるでしょうが限界はあるわけで、「どうか倒れませんように」と願うばかりです。まあ、その前に自分の事も心配しないといけませんけどね。
ということで、この暑さは間違いなく異常事態ですから、野菜も人間も何もかも「過去に無い暑さでどうなるかわからない」という状況です。夏野菜はなんだかんだいって今のところ大丈夫ですが、6月下旬の猛暑の影響で野菜がダメージを受けてしばらく不安定になった事が思い出されます。秋冬野菜に無事に繋がれば良いな~と思っています。
おかげさま農場 片岡弘充